内向型は結婚に向いていない?内向的な私もそう思ってました

内向型は結婚に向いていない?一生独身の方が合ってる?
一人でいるのが好きだし結婚生活に不安がある…
親戚やママ友付き合いとか考えると大変かも…。

私は内向型の人間で恋愛でつまづく事もあり、結婚そのものにも不安を持っていました。

でも、夫は内向型・外向型を併せ持つ両向型ですが、重大なトラブルがあったわけでもなく2児の母として4人家族で暮らしています。

その間外向型x外向型の友人夫婦は離婚してたりするので、内向型だから結婚に向いていない、できないというわけではないのかなと思います。

内向型は以下のような特徴があるため、結婚に向いていないと思われる傾向がありますが…

  • 一人の時間が大切:一日の終わりに一人で静かに過ごす時間がないと、エネルギーを回復できない。
  • 感情表現が控えめ:自分の気持ちや考えを相手に伝えるのが苦手で、誤解を招くことが多い。
  • 対人ストレスが大きい:常に誰かと一緒にいることで、ストレスや疲労を感じやすい。
  • 社交的な場面が苦手:結婚生活に伴う親戚や友人との交流が負担に感じることがある。
  • プライバシーを重視する:結婚により、自分のプライバシーや個人のスペースが減ることに不満を感じる。

内向型といっても、程度の問題でもあることも多く、

  • 他人と過ごす時間が極度に苦痛
  • 家では誰とも話したくない
  • 人の気持ちが全く理解できない

とかでもなければ、内向型だから極端に結婚に向いていないというわけではないと考えます。

今回は、内向型人間の私の経験もあわせて、内向型の結婚についてまとめました。

目次

内向型は結婚に向いていないわけではない理由

内向型は、一人の時間が必要だったり、人といることで疲れたり、人と話すことがストレス発散になったりはしないため、共同生活である結婚にはあまり向いていないと思われることもあります。

でも内向型は結婚に向いていないわけではなく、むしろ内向型の特徴が結婚生活の維持において強みであったりする場合も多いです。

内向型は結婚に向いていないわけではないと思う理由は以下のとおりです。

社交的な活動が苦手だけど、深い絆を築く能力がある

内向型の人は大勢の人と一緒にいることにエネルギーを消耗しやすく、パートナーやその家族、友人とのつきあいなど、社交的なイベントの場でストレスを感じることがあります。

楽しい集まりのパーティーでも、ヘトヘトになってしまったりなどです。

でも、大勢の人とやり取りすると疲れやすい一方で、内向型の人は少人数の人々と深い絆を築く事が向いていたりします。

この特性は、パートナーとの深い感情的な結びつきを作ることができるので、結婚生活における信頼と理解を深めるのに大いに役立ちます。

めり

結婚生活でも大勢のイベントは淡々とやり過ごし、少人数でも話せる人がいれば問題ないです。

感情表現が控えめだけど、慎重で思慮深い

内向型の人は、感情をうまく表現できない、感情表現が控えめなことで、時々パートナーに誤解されてしまうことがあります。

特に何かあるわけではないのに、「何を考えているの?」と聞かれたり、「何を考えているかわからない」と言われたこともあるかと思います。

でもその分、私たちは感情や行動をよく考え、慎重に対応することができます。

些細なことでイライラして感情的に怒ったり、衝動的な行動を避ける傾向にあるため、結婚生活は、穏やかで安定したものになります。

めり

特に何もしていないのに、「何を考えているかわからない」とかそういう事を気にするのは、そういう人側の問題です。

自分の時間を大切にするけど、お互いの個性や独立性も尊重できる

内向型の人は、一人の時間が必要です。一人で静かに過ごす時間がないと、エネルギーを回復できないからです。それが時々結婚生活、パートナーに理解されにくいことがあります。

でも、そのことで、お互いのプライバシーを守りながら、バランスの取れた関係を築くことができます。

結婚生活でも、相手のニーズに配慮し、調和を保つ力があります。互いに個性や独立性を尊重し合うことで、より強い信頼関係を築くことができるのです。

新しい環境や人間関係に適応するのが遅いけど慣れると安定する

内向型の人は、新しい環境や人間関係に対して不安を感じ、適応するのに時間がかかることがあります。

これは、結婚による生活の変化に対処する際にストレスとなることがあります。

でも、適応するのに時間がかかる反面、一度適応すると安定した生活を送ることができます。

また、内向型の人は、慎重な性格から、変化に対しても前もって準備を整え、ストレスを最小限に抑えることができます。

内向型の人が幸せな結婚をするためには

内向型、内向的というと今まではネガティブなイメージがありました。ネット上でも、相手について不満を持っている人もいますよね。

でも、逆に内向型が幸せな結婚をするためには、内向型の特性と相性が悪い、不寛容な人をパートナーに選ばないことが重要ではないかと思います。

なぜなら、結婚生活は日々の暮らしなので、改善する、気をつけるにも限度があるからです。

幸せな結婚をするための一般的なポイントとしては以下のようなことが言われたりしますが…

  • 感情や考えを率直に共有する、オープンにする
  • 積極的な傾聴を実践する
  • 相手の意見や気持ちを尊重する
  • 日々の小さなことに感謝の気持ちを表す
  • 一緒に楽しい時間を過ごす
  • 互いに一人の時間も大切にする
  • 建設的なアプローチで問題を解決する
  • 感情的にならず、冷静に対話する
  • 関係の維持に継続的に努力する

中には内向型人間だとちょっと難しいなと思うこともあったりしますし、逆に外向型の人で、できていないこともありますよね。

短所は長所の裏返しであり、内向型の特性がそのまま幸せな結婚をするためのポイントに当てはまっていることもあります。

私は昔、自分の人見知りの性格を変えようと振る舞いを変えたことがありますが、そのあと反動で少し病みました。

苦手なことを努力義務にしても続きませんし、良いパフォーマンスも出ません。

ですので、逆に、「内向型はこんなタイプの人をパートナーにするのは避けよう」とするほうが幸せで穏やかな結婚生活を送るのに確度が高いと考えます。

内向型の人と合わない結婚相手

それでは、内向型の人と相性が合わないパートナーとはどのような特徴があるでしょうか。

内向型の女性である私の個人的な意見もありますが、恋愛関係でもうまくいかなかった人の特徴に当てはまっています。

  1. 過度に社交的
    内向型の人は静かな環境でエネルギーを回復するため、常に社交的な活動を求めるパートナーは内向型の人を疲れさせ、ストレスを感じさせることがあります。しょっちゅう友達とバーベキューにいったり、飲み会に行き、相手をそこに同伴させて連れ回すような人ですと内向型人間は非常に疲れます。結婚したらホームパーティーを行ったり、頻繁に親戚づきあいをしてパートナーを帯同させるなど。
  2. 感情表現が激しい
    内向型の人は感情を内に秘める傾向があるため、感情表現が激しいパートナーは圧倒的に感じられることがあります。怒りが激しく、暴力的・暴言を簡単に吐いたり、泣きながらヒステリックに非難されたりするのはストレスです。自分に向けられていなくても、他の人にそのような言動がある人は、結婚したら自分にも向けられる可能性があります。
  3. プライバシーの欠如
    内向型の人は一人の時間やプライバシーを大切にするため、それを尊重しないパートナーは摩擦を生む可能性があります。常に一緒に行動し、一人で過ごす時間がほとんどない状況は、内向型の人にとって非常に疲れやすく、ストレスの原因となります。干渉が酷い人と長い結婚生活を続けるのは厳しいものがあります。
  4. 即時の反応や決断を求める
    内向型の人は慎重に考える傾向があるため、即時の反応や決断を求めるパートナーはプレッシャーを感じさせることがあります。些細な事柄であれば即断決行でもいいですが、熟考が必要なことを急かしてくる人は要注意です。
  5. 内向型に批判的な言動
    内向型の人が社交的でないことや感情表現が少ないことを批判するパートナーは、内向型の人にとってストレスとなり、関係を悪化させる可能性があります。「自分のことが好きじゃないのか」「愛しているなら◯◯するはずだ」などと愛情を測ろうとしたり、「彼氏(夫)・彼女(妻)なら◯◯するべきだ」といった言動をする人は、寛容でない可能性が高いです。

これらの特徴を持つパートナーは、内向型の人にとってストレスとなりやすく、相性が悪いと感じられることが多いです。

また内向型の人も、「これだけは耐えられない」というストレス要因を明確化しておくと良いでしょう。

内向型の結婚がより良いものになるために

内向型は過度な刺激に弱いといいます。ただそれも人によって「割と平気なもの」もあるかと思います。例えば、映画館なら頻繁に行っても苦じゃないとか、スポーツやスポーツ観戦はストレス解消になるとか。

  • 自分にとってストレスになるのはどういうものなのか?を明確化すること
  • 自分にとってストレス解消になるのはどういう方法か?を明確化すること

そしてストレス要因とストレス解消法が真逆になるような人とは結婚相手としては、とても苦痛が多くなる可能性が高いのではないかということです。

内向型が結婚生活で感じるストレス要因

内向型の人は、以下のような刺激が頻繁に起きるとストレス、疲労感を感じやすいです。

  • パートナーが頻繁に友人や家族を招いたり、大規模なパーティーを開催する
  • 常に一緒に行動し、一人で過ごす時間がほとんどない
  • 自分の趣味や一人で過ごす時間が尊重されず、常に一緒にいることを強要される
  • 感情を頻繁に表現することや、リアクションを求められる
  • 表面的な会話ばかりで、感情や考えを共有する深い対話が少ない
  • 自分の意見や気持ちを聞いてもらえず、パートナーが一方的に話す
  • 引っ越しや職場の変化、ライフスタイルの大きな変化が頻繁にある
  • 感情的な対立や喧嘩が頻繁にある
  • パートナーが支配的で、自己主張ばかりする(対話ができない)
  • 騒音や人混みなど、感覚的な刺激が多い場所に頻繁に行く
  • 休日の予定を外出で全て埋められる

内向型の一般的なストレス解消方法

  • 静かな場所で一人の時間を過ごす
  • 読書、絵を描く、音楽を聴くなどの個人の趣味を楽しむ
  • 散歩やハイキング、庭仕事など自然の中で過ごす
  • 感情や思考を整理するために日記やブログを書く
  • 瞑想や深呼吸を行い、リラックスする時間を持つ
  • お茶やコーヒーをゆっくりと楽しむ
  • リラックスできるお風呂に入る
  • リラックスできる音楽を聴く
  • 好きな香りのアロマを楽しむ
  • 手芸、DIYなど創作活動を行う
  • 定期的に休憩を取ることで、エネルギーをリフレッシュする
  • カフェや図書館など、自分がリラックスできる場所に行く
めり

最初に、夫は両向型だと書きましたが、私と夫のストレスになる要因と、ストレス解消法が共通している部分も多いです。
逆にうまくいかなかった相手は、自分にとって苦になることを要求されてきたなぁと。

内向型は結婚に向いていない?のまとめ

私も内向型で結婚には不安を感じていましたが、実際に結婚生活を送る中で、自分の特性が必ずしも悪いことではなかったと実感しています。

感情表現が控えめなことで、勝手に誤解する人とも出会ってきましたが、結婚相手や家族があなたの特性を理解し、尊重してくれるならば、内向型でも幸せな結婚生活は可能です。

お互いのニーズを尊重し、共に成長していける関係を築いていきましょう。

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この記事を書いた人

内向的な性格のアラフォーワーママ。

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